お仕事紹介詳細

航空営業本部 航空営業部

航空機を利用される旅客と航空機に搭載する貨物。航空営業部では、二つの部門でどちらも担当しています。

飛行機に搭乗する旅客と貨物。この両方を担当しているのが、航空営業部のお仕事です。

航空会社部門と貨物部門は常に協力体制ばっちり

航空営業部は、航空会社部門と貨物部門の2つに分かれています。
飛行機の座席に座るのはお客様、航空機の下部貨物室にはお客様のお手荷物だけでなく、貨物も載せています。
航空便が増加したり、機体が大きくなったりすると、結果として貨物の量が増え機材のアップデートに伴う許容量の増加に繋がるので、部門が違えど2つの部門は目に見えない部分で協力しているのです。

航空会社部門のお仕事

まずは、現在広島空港に就航している航空会社さんとのやり取りがボリュームを占めます。例えば、航空会社さんからご提出いただいたフライトスケジュールに対して、旅客を増やすための施策の提案や、ご相談いただいた内容に対して解決策を提案する等を行います。それ以外にも、航空に関する各種数値の集計と報告も行っています。ひとつ例をあげると、広島空港の国際線復便に先駆けてあるキャンペーンを実施することになった際、広島空港から海外へ行く場合の、渡航先・主要時間・乗り継ぎに関わる情報等を調べ、どのようなプランが実施可能かをまとめた提案資料を作成しました。それをもとに、航空会社さんへお話をしに行く、という流れです。
現在就航している航空貨車航空会社へのアピールも含め、旅行会社への新商品提案依頼、旅客への航空機利用施策の実施などを行います。

就航地の魅力をあらゆる角度から集めて、プレゼンに備える。

新規就航誘致や路線拡大には、情報収集と提案力が欠かせません。
広島に就航するとどのようなメリットがあるのかが相手に伝わらなければ提案は成功しにくいでしょう。
そのため、ターゲットとなる国や地域に関する情報をたくさんの角度から収集します。観光目的の旅客から見た魅力、就業目的の旅客から見た魅力、就航先の今後の発展の見通しなどから、予想獲得旅客数を割り出し、提案します。
このような調査を通じて、自分自身も改めて瀬戸内や広島の魅力を発見し、理解を深めているところです。
各国のJNTO(日本政府観光局)と協力し、現地から広島はどのようにみられているのか情報をいただいたり、ホームページ上で広島の特集を組んでいただいたりと、『広島』という場所の知名度を高めるための活動にも励んでいます。

航空貨物のお仕事

貨物部門の中でも大きく2つに分かれていて管理運営担当と営業担当が存在します。
管理運営部門ではお客様に事務所や倉庫を借りていただいて、賃料をいただく賃貸業をメインで行っています。主なお客様は、貨物地区に入っているテナントや、荷物の取り扱いを行っている業者・代理店です。
その他に、自社で保税蔵置場の運営も行っています。保税蔵置場というのは、例えば飛行機に輸出入する貨物を載せる際には、税関へ申告しているエリアを通らないといけないというルールがあり、そのエリア内の保税貨物を置く部分のことを言います。
貨物は一般には目に触れない部分が多いのですが、細かいルールの元に管理されています。特に資格が必要というわけではないのですが、蔵置場の業務などはその都度必要なことを調べるので、知識として身につきます。専門知識や資格よりも、各担当者さんと的確にやりとりできるコミュニケーション能力の方が大切です。

相乗効果

広島空港が民営化されてから、貨物営業にも力を入れています。例えば、広島空港に入っていない代理店さんのお話しを伺ったり、エアラインさんとお話しを伺ったりと積極的に動いています。空港管理会社の立場としては、貨物地区をお使いいただき、多くの貨物の出入りがあることが理想です。

色々な国の航空会社が就航することで、便数が増えて機材が大きくなると、貨物を入れられる機会やスペースが増える可能性があります。だからこそ、航空営業と貨物営業は密につながっているんです。

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