店舗営業部は、免税店舗とコンビニエンスストアを直営で運営しているほか、定期的に空港内で実施するPOP UP STOREや物産展の運営、テナントさまサポートやリーシングも行っています。
業務領域が多岐に渡るため、直営店舗の運営、空港内テナントサポート、リーシングなど、役割ごとに複数のチームが存在しています。
社員のバックグラウンドもさまざまで、販売接客経験が豊富な人もいれば、全く異なる業界から転職してきた人、新卒で入社した社員、外国籍の社員も在籍しています。商業施設運営の知識が豊富な人は、自身の経験を活かしてメンバーの育成に携わったり、SNS知識が豊富な人は部内に展開したり、異文化理解を深めたりとお互いに補い合うことができる環境は、店舗営業部の強みです。
地域連携本部 店舗営業部
広島空港の免税店・コンビニなど、空港内の直営販売事業やテナントさまの売場サポートが私たち店舗営業部のお仕事です。
免税店を利用するお客さまは、日本から海外に渡航されるため、広島のお土産だけを求めているわけではありません。もちろん広島の商品も多数取り扱いますが、搭乗されるお客さま層によって、どのような商品が求められているかを考える必要があります。例えば、お酒が好まれる国もあれば、化粧品や日本の家電製品へのニーズがある国もあります。文化や習慣が異なるので、就航地によって取り扱い商品や陳列に変化を加えていくことが求められます。そのため、免税店の準備を進めていく過程では、搭乗予約数や国籍などからどのような商品を仕入れ、どの程度の人員体制を構築するかなど、部署内で事前調整を進めます。販売の仕事以外にも、出発便同士の合間の限られた時間で検品や棚卸しを行い、商品の管理を行うことも大切な仕事のひとつです。
国際線利用のお客さまには多くの外国人観光客もいらっしゃるため、免税店舗では外国語でのコミュニケーションが求められる場面も多数あります。現在使用している言語は、英語・中国語・韓国語などが中心ですが、国際線路線拡大によってますます多言語化していくことが予想されます。もちろん社員全員がすべての言語に対応することは難しいですが、それぞれが自分の得意な言語を活かして活躍しています!
広島空港の魅力アップのために、コンセプトに合わせたどのような商品を置いたらよいか、どのようなテナントに出店していただいたらよいかを考えるのも、店舗営業部の大切な仕事です。
過去に県内1店舗しか店舗展開していないお店が、空港内で出店したところ、その本店の売上向上にもつながったという事例もありました。空港という立地を生かし、私たちもテナントさまも利を得られる、そんなwin・winな関係づくりができたときは、大きな達成感を感じることができます。
広島空港は、快適で魅力的な商業エリア実現に向けて、免税店の拡大や国内線制限エリアの商業店舗拡大を予定しています。今後、より多くのお客さまに広島空港をご利用いただき、満足していただくための大きな変化の時期となりますので、販売企画・出店営業・売場づくり・テナント企画など、社内外関係者と連携しながら前進しています!